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避妊薬の副作用と、女性が卵巣がんになる確率

卵巣は、子宮の両側にある2cm~3cmの楕円形をした器官であり、周期的に卵子の排卵や女性ホルモンを分泌を行っています。
卵巣ガンは、婦人科のガンの中で最も死亡率の高いガンであり、膵臓ガンや胆道ガンと同様に早期発見がし難い為に手遅れになるケースが多々あります。

卵巣ガンは、約9割が卵巣の表面を覆う細胞に発生する上皮性腫瘍であり、卵巣の上皮性腫瘍の約8割~9割は良性ですが、残りの約1割~2割が悪性です。
卵巣ガンは、約30%の確率で左右の卵巣に発症し、自覚症状があらわれる事無く早い段階からリンパ節に転移します。
又、卵子を形成する胚細胞が患部となる卵巣胚細胞腫瘍や転移性卵巣腫瘍、性索間質性腫瘍などの種類があります。

日本人女性における、卵巣ガンの生涯罹患率は約1%とされ、卵巣ガンや乳ガン、子宮体ガン、大腸ガンの家族歴や若年性乳ガンの既往歴、長期にわたるエストロゲン補充療法経験者の発症リスクが高いとされています。
卵巣ホルモンであるエストロゲンは、避妊薬に黄体ホルモンであるプロゲステロンと共に配合され、脳下垂体に作用する事でFSHやLHの作用を鈍化させ、卵子の成熟や排卵を阻害し避妊します。
避妊薬には、配合されている合成ホルモン量により高容量や中容量、低用量、超低用量があり、現在では合成ホルモン量が少ない低用量の避妊薬が主流となっています。
避妊薬は、肝臓で代謝される為に服用期間に関わらず肝機能障害を引き起こすリスクがあり、更に血液の凝固機能を亢進させる作用もある為に血栓症を発症し易く、狭心症や心筋梗塞、高血圧症、高脂血症、脳血管障害などの既往歴のある方の使用には医師の指導が必要です。
主流の低用量避妊薬は、体重増加や頭痛、吐き気などの服用があらわれますが、1カ月~2カ月で症状が消失するとされ、合成ホルモン量な少ない避妊薬ほど副作用が少なく軽いとされています。

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